会長ご挨拶

会長ご挨拶

会長

令和七年の年頭にあたり、謹んで新春の祝詞を申し上げます。
校友会会員の皆様におかれましては、平素より校友会活動への多大なご理解とご協力を賜わり、執行部を代表して、心より御礼申し上げます。
昨年発生した「令和6年能登半島地震」により、いまなお復興途上にある北陸地方の皆様方には一日も早い平穏が戻ることを祈念申し上げます。
本年は「乙巳」の年にあたり、古来より、努力や準備が実を結び、勢いを増していく年、新たな成長と飛躍の年、再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年とされています。
米国におけるトランプ政権の誕生による多様な価値観の衝突と変革をもたらす時代の到来、AI技術の飛躍的発展により、2040年頃と唱えられていた「AIが人間を超える“シンギュラリティ”社会」が間近に感じる、まさに国内外ともに巳年にふさわしい変化と飛躍に期待が高まる成長の一年になるものと考えます。
しかしながら、社会常識や価値観がどのように変化しても、またAI技術がアート・クリエーティビティ分野で人間を凌駕することがあっても、私たち人間が生み出すイマジネーションや創造力がもたらす価値は不変です。そして私たち日芸OB・OG並びに次の次代を担う学生の皆さんが、時代を動かす旗手として活躍されることを願ってやみません。
私たち校友会は次のステージへの歩みを、より具体的かつ確かな成果として実現できるよう、「校友会活動の健全化・活性化」に向けて掲げた『財政健全化』『後継者育成』に向けた具体的施策の立ち上げ、本部校友会並びに各学部校友会とのリレーションを強化するさまざまなコミュニケーション施策を通じて、「日大ブランドの復活」、「日芸ブランドの価値向上」に邁進し、皆さんの活躍の“ベースメントであり、ホームタウンであり続ける”よう、不断の取り組みで支えて参りたいと考えます。

私たちが自ら覚醒させた日藝愛を、次代を担う若者に贈るエールとしましょう!
誇りある「日藝ブランド」の下に結束し、私たちが日本大学を動かすエンジンとなるよう、引き続き皆様と一緒に果敢にチャレンジして参りたいと思います。
今後ともどうか皆様の積極的な校友会活動への参加を期待し、私の年頭の挨拶と致します。

昭和53年度 放送学科卒
校友会会長 田上 竣詞

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